有限会社 繁岡美術
とことん質感にこだわった
感動を表現する印刷
![立体的に浮き出して見えるグリーティングカード](https://www.monozukuri-setagaya.jp/btoc/wp-content/uploads/2020/02/top_001-1-936x1024.jpg)
繁岡美術は主に結婚式のカードやグリーティングカードなど、付加価値の高い印刷物を制作する会社です。型を使って紙を盛り上げるエンボス加工や、金銀などの箔を圧着する箔押し、シルクスクリーン印刷で、他社にはないこだわりの製品が評判です。
繁岡壮一代表取締役が経営に携わるようになったころは、会社が時代に取り残されている感覚があったそうです。「繁岡美術の特長は?」と聞かれて何も答えられなかったからです。「印刷の仕事はきれいにできて当たり前。だからこそ、デザイナーはお客様の想像を超えて、『すごい!』と感動させるものをめざさないと次につながらない」と、同社の挑戦が始まりました。
繁岡美術のこだわりは質感です。できあがった印刷物を手に取ったときに感じる、紙や印刷の手触りをとことん追求します。「特に腐食版を使ったエンボス加工の表現力は日本でもトップクラスです」と繁岡さんは胸を張ります。
つくることに対して
自分たちが楽しむ感覚です
「ぷっくりしてるでしょ」と繁岡さんの目が輝きます。テントウ虫が紙から飛び出してきそうな立体感のあるエンボス加工のカードです。海外の高級品に比べて、どうしても安っぽく感じてしまう従来のエンボスに納得できず研究していたところ、この技をもっている職人さんに出会います。「どうか教えてください」と頼み込んで、自社の職人にも刺激を与えるために修行に出したそうです。
職人たちの意識も変わりました。難しくて面倒くさい仕事にも、自分たちが挑戦を楽しむような感覚で意欲的に取り組んでいるそうです。
![箔押しやエンボス加工の印刷機。
1枚1枚ていねいに刷る佐久間さん](https://www.monozukuri-setagaya.jp/btoc/wp-content/uploads/2020/02/kodawari_001.jpg)
![「版作りから仕上げまで1から10
まで自分でできるところがやりが
い」と言う高橋さん](https://www.monozukuri-setagaya.jp/btoc/wp-content/uploads/2020/02/kodawari_002.jpg)
![繁岡壮一代表取締役](https://www.monozukuri-setagaya.jp/btoc/wp-content/uploads/2020/02/chest_Sheigeoka_001-300x272.png)
代表取締役
有限会社 繁岡美術
![繁岡美術](https://www.monozukuri-setagaya.jp/btoc/wp-content/uploads/2020/02/img_company_Shigeoka-e1582272491462.jpg)
代表者 | 繁岡 壮一 |
所在地 | 世田谷区宮坂3-5-7 |
設立 | 昭和38年(1963年) |
主な事業 | シルクスクリーン印刷、箔押し |
連絡先 | 03-3429-2083 |
![トーク・見学](https://www.monozukuri-setagaya.jp/btoc/wp-content/uploads/2020/02/icon_t_v-e1582594990805.png)