東洋ドライルーブ 株式会社

ドライタイプの高機能被膜なら
オイルを注せない場所でも
効果を発揮

パーツにコーティングされた被膜の状態をていねいに細かくチェックする
部品にコーティングされた被膜の状態を
ていねいに細かくチェックする

機械の動きを良くするにはオイルを注しますが、カメラのシャッター、車のワイパーなどにはオイル自体が汚れになり使えません。そうしたオイルやグリースが使えない場所でも優れた潤滑性を発揮する、ドライタイプの被膜がドライルーブです。同社では製造だけでなく、部材にコーティングする加工業務も請け負っています。最近では潤滑だけでなく発熱や放熱、絶縁、導電、耐酸、撥水、はっすい撥油はつゆなど、お客さまのニーズに応える各種の高機能被膜で世界中の産業に貢献しています。特にゴムなど密着性や追従性が悪い素材にも使用できるタイプの被膜は、お客さまから高く評価されています。
飯野光彦代表取締役社長は「いいものを作ってお客さまに喜んでもらう気持ちがなければ、会社はだめになる」と言い、現在の製品に満足せず常により良い製品を提供するための努力が大切だと強調します。ものとものが接触する、無数の場面にマッチするドライルーブの開発が同社の使命です。

導入を視野に常に
ロボットやIT技術の動向を調査

コーティング工程では通常加工する部品は人手で向きを揃えますが、可能な限りこう した作業のロボットによる自動化を進めています。人手不足の中ロボット導入による生産効率の向上は不可避であり、失敗を恐れずさまざまな技術を活用していく予定です、と飯野光俊常務取締役は話します。社員にタブレットを支給し工程管理や作業日報などを一元管理し、業務の軽減や効率化に役立てる試みもすでに始まっています。

ドライルーブ製品のラインナップ、用途やコーティングする素材によりたくさんの種類がある
ドライルーブ製品のラインナップ、用途やコーティングする素材によりたくさんの種類がある
ロボット化、IT化により仕事の効率化が進んでも最後は人が管理することに変わりはない
ロボット化、IT化により仕事の効率化が進んでも最後は人が管理することに変わりはない

メッセージ

こつこつとでも
積極的に挑戦を続けよう

まず勉強にも部活にも一生懸命取り組んで、人生の分岐点となるチャンスが来たらしっかりとつかみ取れる実力をつけましょう。失敗を恐れずさまざまなことにこつこつとそして積極的に挑戦を続けて、日々自 分を成長させ理想の自分や目標に向かって進んで欲しい。

飯野光彦
代表取締役社長(左)
飯野光俊
常務取締役(右)

東洋ドライルーブ株式会社

www.drilube.co.jp

東洋ドライルーブ

東洋ドライルーブ 株式会社
代表者飯野光彦
所在地世田谷区代沢1-26-4
設立昭和37年(1962年)
主な事業ドライルーブ製品の研究開発・製造・販売、コーティング加工
連絡先03-3412-5711
見学
北沢地域

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